1月最後の日。
ようやく、2015年第1回目のレッスンを開催しました。
テーマは「初春をお花で飾ろう」。
メインに和の花を据え、ミニアレンジをつくってもらいました。
お正月のことを“初春”という一方で、
春のはじめのことも“初春”と呼びますよね。
いずれにしても、ちょっと目出度い感じのする言葉に似合うよう、
和風の花をメインに据えました。
これは、グリーンシャムロックという種類の菊。
菊と言えば、ひと昔前はもっぱら仏花のイメージでしたが、
いまは、パッと見は菊とは思えないような種類もたくさん出回っています。
これもそのひとつ。
ヨーロッパで開発された品種で、ブーケなどにも好んで使われるそうです。
それから、水仙。
まだ寒い時期から、香しい小さな花を咲かせます。
個人的にも大好きなコデマリ。
小さな花が鞠状に咲きます。
細い枝が描く流れるようなラインも魅力的です。
アレンジに加えると、やさしい表情がグンとアップします。
そして、洋花ですがラナンキュラス。
この花も大好きで、見かけるとついつい加えてしまいます。
薄い花びらが幾重にも重なった繊細で愛らしい花です。
その他に、アネモネやスイトピーなど。初春の花々を集めました。
白〜グリーン+赤紫で、ちょっと渋めの花材でまとめました。
そして、花器にはいつもの牛乳パックを。
防水性も完璧だし、好きな高さにカットできるので、
花器代わりにはもってこいです!
そこに千代紙をペタペタ貼付けて、それぞれオリジナルの花器に仕上げてもらいました。
前回もそうでしたが、実はこの花器づくりが案外と時間がかかる作業で、
お花を生けるのは、どの子も、あまり迷わずサクサクと。
“心のままに、直感で”。お子さんの特徴だと思います。
そして、出来上がりましたー。
地味?に見えるかもしれません。
でも、どの作品も清楚で奥ゆかしい感じがしますよね。
水仙は葉組をしなくちゃいけないとか、
アネモネは茎がやわらかくて生けづらいとか。
そんなことをモノともせず、みんな自分の“ここに、こう生けたい”を
ちゃんと形にしてくれました。
評価や誰かの意見を気にせず、おそれず、心のままに創作するって、
現代では子どもでさえなかなか確保できない時間です。
そして、「花育」の大切な要素のひとつです。
それにしても。
アングルが揃っておらず、すみません…。
ちゃんと片付けず撮影して、すみません…。
「もっと、落ち着いて撮影する」というのを、今年の目標のひとつにしたいと思います。
さて。あっという間に1月は過ぎ去り。もう2月。
そして、なんと。来週にはもうバレンタインがやってきます!
ということで、tetteでもバレンタイン・レッスンを企画しています。
春の愛らしい花をアレンジして、お子さんからお父さんへのギフトに、いかがですか?
「バレンタインのボックス・アレンジ」
【花育 for kids】
2月14日(土)
13時〜14時 at 世田谷ものづくり学校
参加費:2,500円(材料費込み)
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☆お申し込み前に注意事項のご一読をお願いします。
→お申し込みはこちらからどうぞ。
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